土地を用意し、その上にお家を建てるとなった際、造成工事をしなければいけないという場合があります。
今回はそもそも造成工事って何?というところから、工事の種類、注意点まで分かりやすく解説。造成工事の費用を抑えるポイントについてもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください!
- 造成工事って何?
- 造成工事の種類
- 造成工事の注意点
- 造成工事の費用を抑えるポイント
目次
造成工事って何?
造成工事とは、宅地などの目的によって、土地や山を活用できるように整備する工事の事です。土地が変形していたり、高低差があったり、畑や田んぼなど軟弱な地盤に建物を建てようとした場合に必要になります。
造成工事は法律によって決められている部分も多いです。そのため所有している土地であっても、個人で勝手に工事を進めていいわけではありません。
造成工事に関する法律は以下の2つがあります。
・都市計画法
・宅地造成等規制法
宅地造成等規制法
大規模な造成工事を行う際、また工事を行う地域・区域によっては許可が必要だったり制限が設けられています。
宅地造成工事規制区域においては以下の工事を行う場合、許可を受けなければなりません。
1.切土で、高さが2mを超える崖(30度以上の斜面)を生ずる工事
2.盛土で、高さが1mを超える崖を生ずる工事
3.切土と盛土を同時に行う時、盛土は1m以下でも切土と合わせて高さが2mを超える崖を生ずる工事
4.切土、盛土で生じる崖の高さに関係なく、宅地造成面積が500平方メートルを超える工事
造成工事の種類
土地の状態によって適した造成工事の種類は異なります。代表的整地、伐採・防草、地盤改良、土盛・土止4種類の工事を解説していきます。
整地
傾斜や凹凸のある土地を平らにし、建物を建てられる土台をつくりあげる工事です。
仕上げの方法には最も簡易的な「粗仕上げ」、砂利や砕石を敷いて転圧する「砂利整地」、またアスファルトやコンクリートで舗装する場合もあります。
伐採・防草
長い間放置された土地の場合、草や木の伐採または防草をする必要があります。伐採して除草シートをかぶせるなどの工事が一般的ですが、木の伐根処理が必要な場合もあります。
地盤改良
畑や田んぼなど軟弱な地盤に建物を建てる場合に必要な工事です。地盤の状態によって異なりますが、表層改良工法や柱状改良工法、鋼管杭工法などの方法を用います。
盛土・土留め
道路や他の土地よりも低い土地の場合、盛土や土留めで水害や土壌の流出を防ぐ必要があります。近年では防災面から盛土や土留めが必須の場合もあるため、注意が必要です。
まずはお電話・メール・LINEからお気軽にお問い合わせください。
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造成工事の注意点
実際に造成工事をするとなった際、覚えておきたい注意点があります。
工事に関する法律がある
先の章で述べたように、造成工事は法律によって決められている部分も多いです。個人で自由に進めていいわけではないので、必ず工事を依頼する業者などに確認を取ってもらうようにしましょう。
事前に近隣挨拶をする
トラックや重機の出入りなど、造成工事では騒音や粉塵がつきものです。そのため、工事が始まる前には近隣への挨拶を済ませておくことをオススメします。
造成工事の費用を抑えるポイント
新築の場合、本体工事費以外の付帯工事費は、一般的に家づくりの総費用の20%~30%と言われています。造成工事はその付帯工事費の中でも高額になりやすいです。そのため、ここの費用を抑えることが総費用を抑えることに直結します!
ここではそんな造成工事の費用を抑えるポイントをいくつかご紹介します。
土地を選ぶ際はしっかりと確認
造成工事の費用は施工が必要な箇所が多いほど高額になります。土地自体が安いとしても、複雑な造成工事が必要になってしまえば、支払い総額で損をしてしまう場合もあります。
そのためお住まいを建てるための土地を購入の際は、きちんと自分の目で土地の状態を確認しておきましょう。
ハウスメーカーに頼まず自分で業者を探す
発注先をまとめられるメリットはあるものの、ハウスメーカーに造成工事を依頼した場合は費用は高額になるケースが多いです。それは、ほとんどのハウスメーカーは造成工事を下請けに依頼しているから。仲介手数料の分、費用が高くなってしまいます。
そのため造成工事の費用を抑えたい方は、自分で良い業者を見つけることをおすすめします。
いかがでしたでしょうか。
今回は造成工事について、その種類や工事の際の注意点、また費用の抑え方についてご紹介しました。
お住まいの安全性において、最も重要な要素の一つである造成工事。
外構スマートではお客様が1番満足していただけるよう、施工の品質の高さや費用の安さには一切妥協しません!
お見積りは無料で行っておりますので、造成工事をお考えの方は是非、お気軽にお問い合わせ下さい!
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