ウッドデッキと同様、室内を広く見せることができ、開放感やおしゃれさを楽しめるタイルデッキ。
ウッドデッキに比べ掃除もしやすく耐久性もあり、一見デメリットはなさそうに見えます。
今回はそんなタイルデッキ設置のメリットや、意外と知らないデメリットについてご紹介。デメリットの解決方法についてもまとめたので、ぜひ参考にしてください。
目次
タイルデッキってなに?
タイルデッキとは、コンクリートやセメントなどの土台にタイルを貼り付けたデッキのことです。タイルデッキの一番の魅力は、ウッドデッキには出せない高級感を出せるということでしょう。タイルは一枚ずつ手作業で貼っていくため、出来の良さは職人の技術力が大きく関わります。
タイルデッキのメリット
お手入れがラク
タイルデッキは雨や日の光に強く、耐久性が高いです。ささくれや塗装のメンテナンスも必要がありません。お掃除は水を撒けばほぼ汚れが落せますし、ブラシをかけることもできます。ウッドデッキに比べるとお手入れがとても簡単です。
万が一タイルが割れてしまっても、その部分だけを貼り直せばそのまま使い続けることができます。
自分好みのデザインにできる
ウッドデッキは既製品から選ぶため、どうしてもカラーの選択肢は狭まります。一方タイルは大きさやカラー展開がとても豊富です。モダン、シンプル、洋風、和風など様々な雰囲気に合わせることができます。飾りタイルを使ったり、デザインや大きさの異なるタイルを組み合わせれば、オリジナリティ溢れるタイルデッキにすることもできます。
熱に強い
デッキでバーベキューをしたい!とお考えの方もいらっしゃると思いますが、ウッドデッキはたとえ人工木を選んだとしても要注意です。熱いものが落ちたときに溶ける可能性があります。その点タイルデッキは熱に強いため、バーベキュー等の火も安心して扱うことができます。
まずはお電話・メール・LINEからお気軽にお問い合わせください。
まずはお電話・メール・LINEからお気軽にお問い合わせください。
タイルデッキのデメリット
雨や雪の日は滑りやすい
タイルデッキの床は水に濡れると滑りやすく、転倒してけがをする恐れがあります。
特に雪の日には凍結の可能性もあるので注意が必要です。
そのためタイルデッキには滑りにくいタイル材を選んだり、雨や雪を防ぐテラス屋根の設置の検討もおすすめします。
床面が熱くなる
特に夏場は、直射日光にあたるとタイルデッキの床面が非常に熱くなります。小さなお子さんは特に、裸足で歩くのが危険なほどです。
照り返しが強くなる可能性がある
白など明るい色のタイルを選んだ場合、太陽の照り返しが強く周囲の温度を上げる可能性があります。照り返しで部屋の中まで熱くなる、なんてことも。
このデメリットは布でできた日よけのオーニングや、テラス屋根等の設置で解決することができます。カーテンでも室内への照り返しは抑えられますが、オーニングやテラス屋根であれば開放感を保ちつつ照り返しを抑えることができます。
費用が高くなりやすい
コンクリートを使用する為、基礎の施工がウッドデッキよりも手間がかかるタイルデッキは、その分費用も高くなりやすいです。また選ぶタイルによっても金額が変わります。
室内との段差ができる
タイルデッキは外壁に干渉するのと、水切り機能を活かすために室内と同じ高さに施工することができません。ウッドデッキのように部屋の延長のようなイメージでタイルデッキを検討されている方は注意が必要です。
このデメリットはグレーチングという部材を使えば解決することができます。グレーチングとは格子状になった鉄製の蓋のことです。これを外壁とタイルデッキの隙間を埋めるように設置することで、水切り機能を活かしたままタイルデッキを室内と同じ高さに施工することができます。ただ施工費用はその分高くなります。
いかがでしたでしょうか。
オリジナリティが出せたりお手入れがラクなどメリットがたくさんのタイルデッキですが、注意点を知らずに設置してしまうとイメージと違った!なんて後悔する恐れもあります。デメリットも含め、きちんとタイルデッキについて理解した上で設置を検討していきたいですね。
スマートではお客様が1番満足していただけるような工事ができるよう、全力でサポートいたします。
お見積りは無料で行っておりますので、是非お気軽にお問い合わせ下さい!
まずはお電話・メール・LINEからお気軽にお問い合わせください。
まずはお電話・メール・LINEからお気軽にお問い合わせください。