こんにちは、外構スマートのささきです。今回は外構の代名詞、フェンスについて紹介していきたいと思います。駐車場とフェンスは外構の花形ですね。では、早速見ていきましょう。
目次
フェンスの役割
そもそもフェンスにはどのような役割があるのでしょうか。大きく5つの役割があるかと思うので、順番に見ていきましょう。
役割その1:敷地境界を区切る役割
土地取引で敷地境界の拠り所になるのは境界標ですが、これは地盤面にある小さな杭であることから、通常人目につきにくいものです。このため、自分の土地をフェンスで囲むことで、家の前の道路や隣り合った土地との境目が明らかになります。
役割その2:侵入者を防ぐ役割
フェンスによって、内部と外部が仕切られるため、不審な人物が勝手に入って来るのを防ぎます。さらにフェンスの高さが一定以上あれば、容易に侵入することができなくなります。
逆に、小さな子どもやペットが道路に飛び出してしまうことを予防することも可能です。
役割その3:プライバシー保護の役割
実際に新しい家に住んでみると、通行人や隣家からの視線が気になることがあります。そんな場合は、視線を遮る位置にフェンスを配置することで、プライバシーを守ることができます。
役割その4:住宅デザイン向上の役割
日本の住宅は古くから、黒塀に見越しの松を配列したり、生け垣による修景をしたりと、外構によって家屋のデザインを向上させてきました。
建物の主流デザインが変貌した現在においても、外構が住宅デザインの向上に寄与する点においては変わりありません。
住宅のフォルムとフェンスのデザインをマッチングさせることで、住宅全体のデザインを向上させることもできるでしょう。
役割その5:都市の緑化への役割
意外に思われますが、フェンスと緑化は共存することができます。近年ではまちづくりの一環として、道路沿いの緑化を推奨する地域が増えてきました。補助金を出す自治体もあります。
例えば、フェンスに植物を這わせるなど、フェンスと植物を融合させることによって都市の緑化への貢献ができるのです。
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フェンスの素材
フェンスの素材は大きく5種類、「アルミ形材」「アルミ鋳物」「人工木」「スチール」「樹脂」がエクステリア商品として売られています。各素材の特徴を見ていきましょう。
アルミ形材素材のフェンス
アルミ形材は多くのエクステリアに使用されており、加工がしやすく比較的軽くて丈夫な点がメリットです。大きさや形も様々な種類があります。大量生産向きの素材で、直線美が美しいデザインです。距離がある場合や道路面など目隠しフェンスにもに向いている素材です。
アルミ鋳物のフェンス
洋風で高級感のあるアルミ鋳物は型に流し込む製法のため、細かい装飾なども実現することが可能です。曲線にも強く、流れを再現できます。特に植栽・バラとの相性がよく重厚な雰囲気を演出できるフェンスです。コスト面では形材タイプには劣るため、リビング前・メインのお庭部分などピンポイントで活用するのが良いフェンスです。
リウッド(再生木)素材のフェンス
樹脂に木粉を混ぜて作った素材です。天然木よりも雨や乾燥にも強く、耐久性が高いことがメリットです。金属光沢とは違う温かみのある素材感です。コストが少し高くなりますのでメインのお庭・道路正面などにアクセントとして利用いただくのが良いと思います。
スチール素材のフェンス
スチールメッシュのフェンスは比較的安価で、通気性や可視性に優れているため、境界線をわかりやすくしたい場合などにおすすめです。コスト面は最も優れているので外周の距離のある部分や隣地との目隠しの必要のない場所に最適です。
樹脂素材のフェンス
竹を育てて竹垣にすると落葉の片付けが大変だったり、範囲が広がらないようにしたりする手入れが大変ですが、樹脂製のフェンスであればお手入れいらずで設置もすぐにできます。独特の雰囲気で和風なお庭など目隠しなどに最適です。
フェンスのデザイン
フェンスのデザインは主に3つ、「メッシュ」「縦デザイン」「横デザイン」があります。
この他にも曲線のデザインを作ることもできますが、アルミや鉄の鋳物製になり、高価です。
細い金属を網のように組み合わせた「メッシュフェンス」は開放的で風通しがよく、低コストでできる点が魅力です。
「縦デザイン」は、アルミ材やスチール材が縦に並んだフェンスです。縦のラインが目立つフェンスは和風の住宅に合うといわれます。
横の線が強調された「横デザイン」は、洋風の家やモダン和風の住宅に似合うフェンスです。
いかがでしたでしょうか。フェンスには様々な役割があり、設置個所によって目的が変化します。お住まいを囲う際に隣家の窓と同じ位置に窓があり、視線が気になるといった場合には、視線をカットするタイプ、道路側からは家の雰囲気に合わせて格子タイプなど場所によって変更することも可能です。
フェンスは外構の花形だけあり、本当に色んな種類のものが存在します。外構スマートなら専門的な観点からアドバイスをすることができます。まずは無料のお見積りからご相談ください。
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